ステレオタイプの半端者だった、だろう?

c0047633_212891.jpgサマーウォーズを観てきましたー。

立川の映画館に行くのは3回目なのですが、
映画館自体がそこまで大きくなくて好きです。

なにやら音にこだわっているらしいけど、
ダテには体に響くなー、くらいしか分かりません。
ダメですね。

そこで、この映画には心底の悪人がいない。そこが良いね、という話をしました。
ちょっとうざかったり、ちょっととげがあったり、
でもそんな人たちとの生活があるから、人生捨てたもんじゃない、て思える。
そんな毎日はいいですね。
キングカズマかっこよすぎ。

変わって、ほんじつ。
明らかに登場人物の誰もが善人ではない、と思われる小説を読みました。
今日も私のライフワーク、富ヶ谷図書館にて。

太陽の坐る場所

辻村 深月 / 文藝春秋



勧善懲悪も好きです。
典型的な悪人が打ちのめされるのはやっぱりすかっとする。

でもそれって、人のやるせなさじゃないかな。

誰も心の底から悪人じゃないって分かってるけど、分かってるんだけど。
むしろ自分だって、正義の味方でもなくて、崇高な精神でもいられなくて。
それでも、誰かを、悪し様に語りたい時があって。

他人を羨んだり、貶めたり、
自分の大切なものを偽ったり、虚勢を張ったり、してしまうよ。
素直なだけじゃいられないよ。
秘密にしていることって、自分が一番語りたいことでしょう。
顔を合わせなくてほっとする人って、一番会いたい人でしょう。
それでも。自分が。好きだから。
今日という日を始めたいんだよ。

こういう小説が好きなんじゃない、と思います。
うん。
好きにはなれないのです。
私にも、人には言えない後ろ暗いところがあるから。
だから、今日もひっそりと、懸命に生きている人たちに涙するのです。
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by voleurpolice0812 | 2009-08-02 21:51 | 映@画
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